カサンドラの苦しみから逃れようとして、勉強してパートナーへの対処法を色々と試している方も多いと思います。
しかしパートナーとの関係がなかなか変化しないと、さらに苦しみが深くなってしまいますよね。
私自身もそんなことが何度があったのでとてもよくわかります。
もう何も期待せずに、すべてを諦めてしまいたくなりますよね。
でも勉強したことを少しだけ実践してみて「出来なかった」というのはちょっともったいないかな~って思うんです。
カサンドラから抜け出ることが出来た今、思うのは「やり方が悪かった」ということもありますが「取り入れて徹底的に実践してみる」ということが大切ではなかったか、感じています。
今はネットで検索すれば色々な情報を手に入れることが出来ます。
そしてその情報を読んで「わかった気になっている」だけで、実際はそれを自分の生活の中にしっかりと取り入れて「行動を変える」ところまでいかないと意味はないのです。
行動を変えることで、目の前の現実が変わるので「わかった気になってる」だけどか「知っている」というだけでは何の変化も起きないのです。
しかし、ASDのパートナーに対してたった1回行動に移したところで自分の望むような状況にすることが出来るのは稀だと言えるでしょう。
ですから何度もやってみることが大切だと思います。
まず3回やってみましょう。3回やってみても変わらないと思うなら、取り入れた情報の実践の仕方を少し変えてみましょう。
同じことを言うにしても表現を変えてみたり、動機付けさせる内容を別のものにしてみたりしてみます。
これがダメなら次はコレ…そんな風にコミュニケーションを創意工夫して変えていくのです。
自分が表現を変えてみることで相手に言葉や思いが伝わりやすくなります。
いわゆる「刺さる表現」が人それぞれに違っているから、そうした創意工夫がとても大切なんです。
そしてうまく行った場合があったとします。
その時は「うまく行ったときは何がよかったのが?」ということを自分なりに考察してみましょう。
そしてそのうまく行ったパターンを記憶する、または記録して次の機会に活かしていくのです。
そういう細かい創意工夫の積み重ねで、コミュニケーションは改善されることになるのです。
私も10年以上心が通じないと思って苦しんできましたが、本を読んだり、他の人の助けを借りたりしてきました。
でも、残念ながらただの友人の相談では良い状況にはなかなかなっていきませんでした。
ですから、そうした創意工夫を積み重ね、さらにカサンドラを抜け出た私のような人に相談していただけると、早く良い結果にたどり着けると思います。
上手くいった人はそういう場面を何度も経験し、具体的に実践してきたため、沢山のアイデアを持っています。
そうした人からヒントを得られる方が、早く苦しみから逃れることができ、平安な家庭に近づくことで子供達への良い影響を与えることができるんです。
自分一人で試行錯誤したり、横のつながりを持つのも大切ではありますが、いち早く苦しみから逃れたいのであれば何かしらのサービスを受けることをお勧めしますよ。
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