カサンドラになるきっかけの一つに「子供の前で喧嘩をしてはいけない」という教訓のようなものに私自身が縛られていた、ということがあるのかな?と感じました。
子供の前で両親が喧嘩をすると、「悪い影響がでる」とか「トラウマになる」とかそんな話を聞いたことありますよね?
ですから、私はなるべく夫の言葉や思いを受け入れようとして「なんで?そんなのおかしい!」と思ったことも我慢して飲み込んできたことがあったなと思うのです。
それが私のカサンドラ化の原因の一つなんじゃないかと思ったのでシェアしたいと思います。
喧嘩の原因となるものに「意見の相違」があると思います。
意見の相違が明らかになるというのは喧嘩ではなく、ただの相違が明らかになったと言うだけです。
そして意見の違いに良い悪いもありません。
ですがその意見の相違によって、けんかが起きてしまうのは何故でしょうか?
「意見が違う」ことと「自分が否定されたと感じる」ことは別の話です。
違う意見を言われて感情的になってしまうのは、この2つがきちんと分けられていないからなのではないでしょうか?
私は、今までの夫婦生活の中でコレをずっとやってきた可能性が高いのかもしれないと気づきました。
もちろん、これはカサンドラさんだけの話ではなく、パートナーにも同じことが起きている場合があります。
パートナーと違う意見を持っていて、それを率直に伝えた時、相手も「否定された」と感じるのかもしれません。
それが出来ていないから「単なる意見の相違」のはずが「自分が否定された」と喧嘩になっていく原因の1つになりえるのではないでしょうか?
参考にこちらの記事をお読みください。
話しは冒頭にもどるのですが「子どもの前で喧嘩はしてはいけない」という教訓に従ってパートナーに何も伝えないようにしなさい、というわけではないのです。
けんかというのは相手をののしることや暴力的な行為のことをさすのであって、意見の相違自体が喧嘩なのではないということです。
「意見の相違」と「私が否定されているのではない」ということを、まず自分で分けられるようになってほしいです。
「むしろパートナーがそれを出来ていない」…と思われる方がいらっしゃっるのであれば、その反応を引き起こしているご自分のコミュニケーションを見直されることも大切だと思います。
私自身も夫とまともな話し合いができない日々が続き、離婚も考えたし「〇ね!」くらいの気持ちを持っていました。
でもカサンドラから抜けたあとは、実はかなり反省の日々を送っています。
ちょっとだけ自分の見方を変えることで、違う世界が広がります。
これを読まれた方に新たな気づきがもたらされますように。
コメント